『友』インターネット速報
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2003年11月04日 No.111    << 前号 速報一覧 次号>>  最新号
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フランスで会長主催祝賀会議を開催
10月25日、30か国から800人以上のロータリアンが集まり、フランス・アンティーブジュアンレパン市で、RI会長主催祝賀会議が開催され、ロータリーが取り組む平和、教育、文化の課題について討議されました。開会式は、市助役のジーン・レオネッティ博士が主宰し、開会演説の中で、マジィアベRI会長は、憎しみと絶望を招く戦争や貧困、人間の貪欲や深い虚無感によって荒廃している世界に対し、ロータリアンは希望と安堵をもたらす出色の存在です、と述べました。
また、マジィアベ会長は、現在の国家間紛争を見れば、これまで以上に国家間プログラムが、ロータリーの目的である国際理解にとって必要となっていると強調しました。同時に、国家間委員会(ICC)プロジェクトについての討議が、フランス外務次官や国連高官も参加して開催され、会議全体のハイライトとなりました。

ポリオ撲滅運動を国際協力の模範に
10月27日、国連本部において、500人以上の参加者があった第58回国連総会第2委員会による公開パネルディスカッションの席上で、RI、世界保健機関、ユニセフ、米国疾病対策センターが推進している世界的なポリオ撲滅運動こそ、効果的な協力体制の好例であるとの報告がありました。
パネリストは、発展途上国におけるパートナーシップをテーマに討論し、その中で、国連国際パートナーシップ基金(UNFIP)のアミール・ドサル理事は、「ポリオ撲滅が、“最後の1マイル”まで到達できたのは、RIの広範なパートナーシップがあったからです」と述べ、また、RIのロバート・カルタス国連代表は、「活動を行うには、地域と国際の両方の協力が必要であり、安定した世界のために、ロータリーと国連、国際社会がともに平和と開発支援を行うことが大切です」と述べました。