District2570
ロータリーについて
RI会長メッセージ
2570地区について
地区の概要
地区の歴史
「友」インターネット速報
橋田ガバナー年度の活動
お知らせ
各部門の活動
各RCの紹介
リンク集
各種データ
事務局用報告フォーム
国際ロータリー第2570地区
HOME

2570地区について-地区の歴史

<< 1988〜89年度  |  TOPガバナーメッセージ組織図  |  1990〜91年度 >>


堀一男ガバナー
1989-90年度ガバナー
堀 一男

ロータリー歴
昭和39年
東松山RC入会
昭和53年
東松山RC会長
ポールハリスフェロー
昭和55年
分区代理
昭和56,57年
地区法規委員長
昭和58年
地区規定情報委員長
昭和61年
地区ロータリー財団部門委員長
私の年度・思い出すことども

 私の年度のRI会長は、ヒュー・M・アーチャー氏で、テーマは「ロータリーを楽しもう」でした。すばらしいテーマで、これをアメリカのアリゾナ州フェニックスで開催された国際会議の会場で初めて聞いたときは、感動いたしました。そして、続く話の中で『リンカーンが弁護士をやっていたころ、裁判所からの帰り道で、牧場の柵の下の溝に落ちて悲鳴を上げて、何とか溝から出ようとしている豚を見つけ、彼は、乗っていた馬車をとめ、泥の中に降りて柵を持ち上げ豚を助けてやりましたが、これを見た同僚が「立派な無欲な行動だ」と褒めたとき、リンカーンは「あの豚を助けなかったら、気になって夜眠れなかったでしょう。無欲ではなく、私欲から出た行動なのですよ」と答えた』という話を聞き、強い感銘を受けました。
 以来、ロータリアンの超我の奉仕は、誰のためでもなく、自分自身のための活動であることを会員の皆様に、徹底して理解してもらうよう努めました。
 また、RIからガバナーに強く求められていたクラブ拡大については、所沢RCの梅沢会長さんをはじめ会員皆様の熱意と行動力により、所沢東RCが設立され、大変うれしかったことを思い出します。
 地区大会は、RI会長代理に、向笠広次元RI会長をお迎えして、大変盛大に行なわれました。向笠さんの「鍛冶屋をしながら鍛冶屋になる」というお話は、感銘深いお話でした。大会2日目の昼休に、秋の澄んだ青空に、高く飛ばした風船の美しかったことも、忘れられない思い出です。
 また、次代を担う青少年のための活動にも力を入れ、志木市の細田学園女子高校と妻沼町の県立妻沼高校に、新しくインターアクトクラブを創立しました。
 また、私の年度のための地区協議会は、飯能RCにお世話になりましたが、隅々まで行き届いた誠意と温かい配慮に深く感激し、公式訪問のときの卓話で、これを取り上げたり、雑誌『ロータリーの友』に感謝の文章を投稿したことなども思い出します。
 ともかく、年間の分担金収入が5,570万4,000円で寺山年度の7,980万円に対し70%にも足りない時代でしたが、それなりに当時の役員の方々が苦労しながら活躍してくださいました。
 思えば浮かんでくる思い出は尽きませんが、与えられた頁が尽きましたので、これで擱筆させていただきます。

「地区のあゆみ3」より


上へ移動