2004ー2005 GSE(研究グループ交換)派遣団オリエンテーション(4回)を終えて

GSE委員長 河田英一(深谷RC)

 我が2570地区では、2004ー05橋田年度は3年に1度のGSE(研究グループ交換)実施年度にあたり、3310地区(シンガポール、マレーシア、ブルネイ)と研究グループ交換を行うことになっております。
 我がGSE派遣団は7月28日〜8月25日の4週間、3310地区にお世話頂くことになっております。
 そこで、研究テーマ「3310地区における公用語としての英語の役割、特にシンガポールにおけるその役割」にそって第1回、5月16日(日)、第2回、6月6日(日)、第3回、7月11日(日)、そして第4回、7月18日(日)と深谷市産業会館において、オリエンテーションを行って参りました。

 第1回目のオリエンテーションでは、初めに、橋田ガバナー(当時ガバナーエレクト)がロータリークラブについて、また、これから訪れるシンガーポールについて、団員にお話下さいました。次に1983ー1984年度第257地区より、第935地区(当時南アフリカ、南西アフリカ:ナミビア)に派遣団員として参加された深谷日赤病院の塩原医師より体験談を、お話し頂きました。そして、ロータリー財団へのGSE実施申請書の記載(個々の団員により)、渡航諸手続き、旅行保険申し込み等をへて、英会話練習に入りました。英会話練習には、この後、第4回まで、常に2人のネイティブ英語教師からの、ご指導いただきました。

 第2回オリエンテーションは、「日本語と英語の違い」、「日本の英語教育の問題点」、「どうして日本人の英語は通じないのか」等々について考察した後、英会話練習に入りました。

 第3回オリエンテーションは、寺山R財団諮問委員(パストガバナー)より「ロータリーのABC」と題して、お話し頂きました。次に、シンガポール大使館より、お招きしたジェラルディン・チン女史よりシンガポールにおける英語教育について伺いました。そして、マレーシアからの米山奨学生シュンリーング君(カウンセラー:狭山RC佐藤前年度会長)が、マレーシアの英語教育等について、大変興味深い話を日本語でしてくれました。また、3年前の小池年度時の第3480地区(台湾、台北)へのGSE派遣団員の浅見氏より、貴重な体験談も伺いました。その後、英会話の練習に移りました。

 第4回オリエンテーションは、福島パストガバナーより・「ロータリークラブとは」と題してご講義いただき、私も含め、団員たちは、ロータリアンの崇高な理念を学ばせて頂きました。次に、ブルネイ大使館よりおいでくださったアブダル・ラヒム・イズマイル氏にブルネイについてお話し頂きました。また、2570地区のもう一人のマレーシアからの米山奨学生ロー・チ・シン君が(カウンセラー:所沢RC内田会員)やはり日本語でマレーシアで話されている言語等について話してくれました。続いて、英会話練習に入り、3310地区で行うプレゼンテーション、自己紹介等チェックしました。

 短期間に行った、4回のオリエンテーションでしたが、武田R財団部門委員長、森泉R財団担当地区副幹事、石川GSE地区委員、竹間GSE地区委員、山田GSE地区委員、岡本GSE地区委員他多くの皆様のお力添えを頂き、どうにか予定していたことを終えることができましたことをこの場をお借りし心より感謝申し上げます。