2005-06年度 ガバナー/野中弘之

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野中ガバナー年度の活動 ガバナー方針

2005−06年度 国際ロータリーのテーマ「超我の奉仕」SERVICE Above Self

 「皆さんと私が共にロータリーの新たな100年史の第1章を書き始める事になります。私達は、ロータリーの未来のゴールを設定する先導者というわけです。私達の考えや活動は、この組織の未来に強い影響を与えるでしょう。新たなロータリーの始まりは歴史的瞬間であり、それを先導するのは私達なのです。」
 RI会長 カール・ヴィルヘルム・ステンハマー氏は、テーマと強調事項を発表する国際協議会第1回本会議で上記のように話し始められ、そしてよりよい世界を目指す方向を示す輝く星(テーマ)として「超我の奉仕」SERVICE Above Selfを掲げられました。これはご存知かと思いますが、1911年ミネアポリスRCの初代会長フランク・コリンズがポートランド年次大会で提唱した標語で、当初はService Not Selfでありました。その後Not SelfをAbove Selfに改めて、1950年デトロイト大会で第1モットーとして採択され、それ以来半世紀以上にわたってRIの象徴として今日に至っています。
 あまりにも誰もが知っているテーマですし、10人に聞けば10通りの解釈が出るかも知れません。何故この時期にこのテーマなのか皆さんも良くお考えいただきたいと思います。


RI会長強調事項

1.ロータリーの新しい風としての「継続性」
 年度が変わるごとに風向きが異なる時代は終わりました。私達の主たる方向は末永く同じでなければなりません。

  1. 識字と教育
    識字能力こそ人間としてふさわしい生活を送るのに必要な最も基本的なニーズである。読み書き、計算の出来ない人々が20億人、世界の人口の3人に1人が貧困から抜け出すすべさえない。すでに世界のロータリークラブの半数以上が何等かのかたちでこのプログラムに参加していますが、全クラブが加わってくれることを期待します。
  2. 水資源保全
    地球は「水の星」とも言われているが、97.5%が海水、2.5%の淡水のほとんどが南極と北極の氷で人間の利用出来る水はわずか0.1%にすぎない。
    世界人口の40%、26億人が基本的な衛生施設を持たず、11億人以上の人達が安全な水を飲むことが出来ない。汚染された水が原因で毎日6,000人もの5才以下の子供達が命を落としている。
  3. ポリオ・プラス・プログラム
    ポリオ・プラス・プログラムが完了するまでは、新規の世界的規模のプロジェクトは開始しないという賢明な理事会決定がなされている。

2.「協力」「連帯」
 識字と教育、水保全、いずれの問題も、ともに大きな問題であるために、ロータリーだけではとうてい目標に到達出来る見通しは立たない。そのため同じ問題に取り組んでいる他の団体と協力することが必要である。
 例) 識字:セーブ・ザ・チルドレン財団 etc.  (世界30ヶ国以上のネットワークを持つ)

3.公共イメージの推進
 ロータリーには、一般社会に語り広める価値のある業績が数多くあります。外に出て広く知ってもらうようにしましょう。
(ポリオ・プラス・プログラム、R財団国際親善奨学生、米山記念奨学会、青少年交換プログラム、地域のニーズにあった数々の奉仕プロジェクトetc)

4.会員増強
  各クラブ1名以上の純増がRI会長賞の必須条件です。
 会員勧誘計画の立案、特に女性会員の入会に注力。現在120万会員のうち女性会員144,000人。今年度524名のガバナーエレクトの中で女性のエレクトは66名。
※公共イメージ推進グループと識字推進グループの指揮を執るのは女性パストガバナー。ロータリー財団に初の女性管理委員が就任。

5.「青少年交換プログラム」の拡大推進
 今日、約8,000名の青少年交換が行われているが、ロータリークラブは31,000以上あります。今年度中に、それぞれのクラブがこのプログラムに取組むよう激励してください。


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地区方針と目標

 地区方針を申し上げる前に会員の皆様に認識していただきたいことがあります。それは国際ロータリー(RI)と各クラブとの関係です。
 RIは各クラブの連合体であります。支配・被支配の関係ではなく、組織ですから定款・細則などのきまりはありますが、それに違反しない限り各クラブは大幅な自主権を持つ独立国的なものであります。各ロータリークラブの主体的活動が充実することがすなわちRIの充実・発展につながるわけです。

心豊かに、ロータリーライフ」 本年度、私のテーマです。

「本当にロータリーを理解するには、まずロータリーを楽しむことです。エンジョイロータリーです。例会やセミナー、IM、地区大会に義務感や義理で出席したのでは少しも楽しくありません。自らロータリーの楽しさを見つけ積極的にプログラムに参加し、ロータリーを好きになって下さい。そうすれば論語の教えにあるとおり、ロータリーを知り、ロータリーに生かされる日々を迎えることになるでしょう。」
ロータリー奉仕の心 千 玄室

 平易な文章の中でロータリーの本質を教えていると思います。ロータリアンであることによって貴方の人生がより豊かになり、人間的にも広い視野と人格の向上を自覚出来るようなロータリーライフを皆さんと一緒に創り出しましょう。

1.心豊かで魅力あるクラブライフを実現させるにはどうしたらよいか。

  • 何といっても基本は例会の充実にあります。
    クラブの事情や地域の事情によって異なると思われるので、よく話し合ってあなたのクラブ独自の特色のある年度を作り出してください。
  • とかく最近の例会はマニュアル化、慣例的になってしまって個性がないといわれます。
    会長と執行部の皆さんの最も重要な役割は例会のプログラムの充実です。例会プログラムに例年どおりでない個性があれば会員は必ずついて来ますし、出席も良くなります。
  • 例会後のちょっとした時間を利用した「委員会」を開いてください。
    話題は必ずしも委員会のことでなくても良いと思います。会員の心の交流をはかってください

2.ステンハマーRI会長の強調される「水」「識字」「公共イメージの推進」の問題に出来るだけ取組んでいただきたい。
「識字」は外国人労働者の多いところ、「水」も環境保全の立場から問題のある地域もあると思います。世界社会奉仕(W・C・S)としての取組みもあります。

3.青少年の将来に希望を託す。(ロータリーの本来の目的は人づくりにある)
「ロータリーの究極の目標は世界の人々と親交を結び、国際理解と親善と平和を推進すること」であります。ステンハマーRI会長が唯一出されたご自身の強調事項は「青少年交換」への強い夢と奨励でありました。これには全く同感で、青少年の国際交流の推進こそ日本のロータリーに最もふさわしい奉仕活動の一つと思われます。

  • 青少年交換プログラム(1年)
  • 日豪青年相互訪問(約2週間)
      今年は30周年
      この2つのすぐれた国際交流プログラムには特別なご協力をいただきたい。
  • ロータリー財団国際親善奨学生
    エリートの派遣   財団年次寄付額により3年後の人数が決まる。
  • 米山記念奨学生
    外国からの留学生への奨学金支給
       (2006年に改正が予定されている日本独自の奨学金制度)
  • 世界と日本を結ぶ親善のかけ橋、世界平和に貢献出来る国際人の養成

「人生は私にとって燃えさかる松明です。それを順送りによりよい未来を作るために、次の世代に燃えさかる松明として手渡したい」   バーナート・ショウ

4.会員増強(ロータリーの永遠のテーマ)
 1名以上の純増が、次年度RI会長賞の必須条件です。
 ロータリーの認識を深め、ロータリアンであることに誰もが誇りを持てるようなクラブにすることが会員増強につながります。積極的取組みを期待します。

5.ロータリー財団・米山記念奨学会プログラムへの積極的参加と寄付への協力
 「ロータリー財団なくして、ロータリーの世界的評価はない」
 ロータリー財団及び米山記念奨学会の輝かしい実績をよく認識していただき、進んで寄付に応じていただきたい。
  寄付目標
  〈ロータリー財団年次寄付〉
    1人  100ドル
    会員協力金 1人   40ドル(前期20ドル・後期20ドル)
    合計 : 140ドル
  〈ロータリー財団恒久寄付〉
    1人   20ドル(前期10ドル・後期10ドル)
   3年後に財団奨学生を4名派遣するために是非達成していただきたい目標です。
  〈米山奨学会寄付〉
    1人  15,000円

6.橋田パストガバナーの前年度に当地区のIT化が強く推進されました。
目標はほぼ100%達成されたとお聞きしますが、本年度もさらに充実されるよう継続します。

 私の「心豊かに・ロータリーライフ」のテーマは、機会をとらえてロータリー活動に積極的に参加下さればきっと感じとっていただけると思います。積極的な奉仕活動から得られる心の充足感は「They Profit Most Who Serve Best」(もっとも多く奉仕する者 もっともよく報いられる)にもSERVICE Above Self(超我の奉仕)にも通じるものがあると思います。

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