国際奉仕部門

梅澤茂
国際奉仕部門 活動方針
国際ロータリー第2570 地区
2018~2019年度国際奉仕部門
部門委員長 梅澤 茂

バリー ラッシン RI 会長はテーマを 『インスピレーションになろう』 と掲げています。 以下の戦略目標の 3 つを、 クラブ対象のロータリー賞にもなります、 と言っております。
1) クラブのサポートと強化
2) 人道的奉仕の重点化と増加
3) 公共イメージと認知度の向上
茂木ガバナー年度の地区テーマは、 RI 会長指針を受けて 『思いをつなぎ地域と国の発展に奉仕する』 と掲げました。 私達は、 これらのテーマの実践に向けて活動します。
国際奉仕支援委員会では上記の基本方針を達成するために、 国際奉仕活動を実施 しているクラブをサポートする体制を作り、 また委員会でさらなる支援体制が出来るかに ついても検討して行きたいと思います。 これは、 さまざまな奉仕活動への参加を奨励する
• ・ ・ という項目にあたいするものです。
人道的奉仕の重点化と増加につきましては、 地元と海外の地域社会で多大な成果を もたらすプロジェクトを生み出す、 という項目については支援委員会が支援を実施して います、 タイ国でのグローバルグラントを使っての活動が該当します、 『タイの小学校に 飲料水浄化装置の設置支援事業』 が上げられます、 交流委員会が日本と豪州の両国 で活動している 『日豪青年相互訪問事業』 が上げられます、 そして交流委員会のこの 事業はロータリーの事業でこの地区だけにある特殊な素晴らしい事業でありますから、 もっと啓蒙活動を活発に行い、 公共イメージと認知度の向上に寄与したいと考えます。

支援委員会の活動では
ロータリーの奉仕のうちに、 6 つの重点分野がありますが、 委員会では 『水と衛生』、
『基本的教育と識字率向上』 に重点を置き、 長期的な変化をもたらすための、 活動を実施していきます。
いま世界人口は、 2018 年 4 月 3 日には、 世界人口が約 74 億 6306 万 9200 人です。
1 分に 137 人、 1 日で 20 万人、 1 年で 7000 万人増えています。 また、 世界中で 1 年に
6000 万人が亡くなり、 1 億 3000 万人が産まれてきます。 このように年々世界人口が増加しているのが現状です。
では、 『基本的教育と識字率向上』 についてはどうかと言いますと。
• 全世界で 5700 万人の子供が学校に通っていません
• 16 歳以上の人口のうち、 7 億 8100 万人 (そのうち 60% が女性) は読み書きが出来ません
• 世界で 14 億人が (その半数近くが職を持っているにもかかわらず) 1 日 1 ドル 25 セント以下で生活を送っています
これらの解決策について
教育の機会を与える (貧困をなくす対策をとる、 等)
全世界の子供が初等教育を受けられるようにするには、 あと 170 万人の教師が必要とされています

教師向けの研修や教室備品を提供する

また 『水と衛生』 につきましては
• きれいな飲み水が利用できない人は、 7 億 4800 万人います
• 衛生的なトイレや水設備が利用できない人が、 25 億人います
• 衛生設備や安全な水の欠じょが原因となり、 毎日 1400 人の子供が命を落としています
• 不適切な衛生設備が原因で、 毎年 5 歳未満の子供、 630 万人が亡くなっていますこれらの解決策について
教育を通じて正しい衛生習慣を推進する ・ ・ ・ せっけんで手を洗うことで下痢を最高 35% 減らすことが出来る
安全な飲み水を得るための手段(浄水フィルター、太陽熱消毒)を提供する水と衛生を改善して、子供の栄養促進を図る

• 茂木ガバナーの提案事項でパラオ共和国に医療支援事業を行います
以上のような活動を実施するための、 支援委員会の事業計画は以下のように計画しました

1) 『基本的教育と識字率向上』 を図る活動の全般を対象とする
①ミャンマー連邦共和国関係 教育関連事業全般今泉記念ビルマ奨学会支援事業
ミャンマー大使館 プタオの学校建設支援
②フィリピン共和国 教育関連事業全般フィリピンの学校支援、 他
③ベトナム社会主義共和国 教育関連事業全般 2) 『水と衛生』 に関する環境保全事業の全般を対象とする
①タイ国 学校への飲料水浄化装置の設置事業の支援
②パラオ共和国 医療活動事業の支援3) 現地視察時の教育奨学金の支援
検討案件
① 中古消防自動車をタイに贈る活動
② 国際支援活動を行っているクラブへのサポートと支援
③ グローバルグラントを使っての支援活動の検討
④ 海外支援事業の視察

交流委員会の活動
第 42 期、 日豪青年相互訪問事業では 1 月 21 日 ( 日) にリーダー 1 名、 サブリーダー 2 名団員 9 名が来日いたしました。 彼らは交流委員会の企画した数々のプログラムを消化
し、 日本の文化、 伝統、 習慣、 言語、 先進技術、 交流、 体験等を経験して全員が事故なく元気よく帰国いたしました。 今回の訪問で日本に対する認識を新たにもったものと思い ます、彼らがこの経験を通じて両国の交流の架け橋になって、 世界理解、 親善、 平和
を推進して、 活動して頂けることを期待いたします。
日本チームは3 月3 日( 土)に出発して、3 月18 日(日)の16日間、リーダー夫婦2 名とサブリー

ダー 1 名、 団員 5 名の 8 名でパースを訪問してきました。 日本の団員たちが
オーストラリアの雄大な景色を楽しみ、 異文化を吸収していっそう大きく成長して帰って来ました、4月 1 日 (日) に帰国報告会が開催され、 皆さんの体験と感想が発表されました。

このプログラムは、 1976年1月21日にオーストラリアチームがパースを出発し、 日本を 訪問しました。 同年4月に日本チームがパースを訪問し日豪青年相互訪問の歴史が始ま りました。発足当時のロータリー区分から、 地区の分割変更により現在の日本側は第 2570 地区で、 豪州側は第9455地区がこの事業を継承し、 担っています。 本年度、 この事業は42年目を迎え、 次年度は 43 年目になります。 両国の訪問青年及びロータリアンの累計は
1200名以上にもなります。

交流委員会の事業計画
1 第 43 期日豪青年相互訪問事業の実施
2 上記事業を通じて国際交流に関する啓発活動

事業計画を達成するために、 ロータリアン、 ロータリアンの子弟、 関係者並びに ロータリアン以外にも参加の道を開き、 多くの参加者を募る。
又、 地区の青少年奉仕部門とも連携し、 インターアクト、 ローターアクト、 ライラ委員会所属の青年にも参加を奨励する。
更に、 地区内の各大学や高校にも事業の趣旨をご理解頂き、 募集活動を進める。

当地区独自の事業である、 日豪青年相互訪問事業の特徴は、 二週間のホームスティ による家族間の交流にあります。 この事業は、 国際ロータリー第 2570 地区が国際交流と世界平和へ取り組んでいる姿を多くの方々に、 広めることが出来る事業であります。
交流委員会では毎回事業内容を検討し、 修正し継続事業として取り組んで参ります。

※ 1) 国際奉仕部門セミナー 2018 年 8 月 26 日 (日) 紫雲閣にて開催
出席要請者 各ガバナー補佐、 各クラブ会長並びに国際奉仕委員長様2) 委員会活動は年間活動表により実施し、 随時開催いたします。
次年度も引き続き支援委員会の活動に、 会員一人2000円の支援金のご寄付をお願い致します。国際奉仕活動は会員皆様のご理解と、 ご協力により奉仕活動が実施されております。 誠に有
難うございます。

ロータリーの使命は、 職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、 人々に奉仕し、高潔さを奨励し、 世界理解、 親善、 平和を推進することです。

私達ロータリーアンは、 国際的な視野に立ち世界でよいことをしましょう。 インスピレーションを働かせて!

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