国際ロータリー第2570地区は、埼玉県北西部を中心に国際奉仕活動、社会奉仕活動、人道的支援活動、ポリオ撲滅運動等を行う奉仕団体です。

第2570地区 今月のガバナーメッセージ

「継続」「変革」「簡素」「充実」のバランスをとった地区運営

ロン・D・バートン国際ロータリー会長が掲げる今年の国際ロータリーのテーマは「ENGAGE ROTARY CHANGE LIVES」です。
日本語訳「ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を」

バートン会長は1987年 今から26年前にガバナーとしてポリオ撲滅活動に参加し、 あと一歩と言われながら達成できないポリオの完全撲滅を今年こそ達成するという強い意欲を表明され、全会員に協力を呼びかけました。 そしてポリオ撲滅には多額の資金が必要としてロータリー財団への寄付を優先すること(そのためには「模範を示す必要がある」として全ガバナーエレクトが国際協議会前に寄付することを呼びかけ、 約67万ドル集めたとのことです)会員増強目標(2015年度末に世界で130万人)達成のために各クラブが伝統や規則の見直しを含めた努力をすることを求めたうえで今年のテーマを発表し、 「ロータリアンが奉仕を実践し、全員が意義ある役割をもち、活動に貢献し、人々の人生を豊かにする。そのことで一番豊かになるのは皆様ご自身だ」と述べました。

日本の会員数は13万人をピークに毎年減少し、昨年7月1日時点では8万7698人でした。日本の34地区は、昨年度日本の会員数を10万人とするSAKUJI大作戦を実施しました。引き続き私は会員の増強と維持に努めます。

その一助になればと地区賦課金の大幅減額と地区事業のうち直接の奉仕活動ではないと思う分野(行事やセミナー)の時間短縮や簡素化をします。 地球環境の保全と担当者の負担軽減のために地区大会や地区協議会などの案内や報告書そしてガバナー月信を全会員に冊子にして配布するということをやめ、メールや地区ホームページでお知らせします。ご理解をお願いします。 次に「未来の夢計画」が今年から完全実施になります。この「変革」にきちんと対応することが必要です。地区財団委員会を通じてクラブの支援をしますが、各位のご理解とご協力をお願いします。

この変革の背景にある「重点項目への注力と事務の簡素化」は財団補助金だけでなく、地区やクラブの事業全般にあてはまると思います。 私は、従前の地区の奉仕活動を原則として継続しますが、 今後も地区の事業とする必要があるかどうかつまりクラブやロータリアンあるいは行政や他団体にゆだねて地区としては別の事業に限られた資金や人員を振り向けることの是非と危機管理上の問題点を検討します。

各クラブにおかれましてはロン・D・バートン会長の要請「会員増強  特に若い会員や女性会員の入会」に向けて 伝統・例会日時・奉仕活動内容などの見直しと35歳未満の会員のクラブの入会金や会費の免除についてご検討下さるようにお願いをします。

また事業の実施にあたっては危機管理に十分ご留意下さい。

申し上げたいことは色々ありますが、ガバナー月信や公式訪問の機会に譲り、 皆様とともに奉仕と親睦を通じてこれからの1年「ロータリーを楽しみ」「 CHANGE  LIVES 」を実現したいと存じます。
よろしくお願い申し上げます。

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