2005-06年度 ガバナー/野中弘之

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各部門の活動 米山奨学部門

部門方針

委員長 松田正己(所沢中央RC)

 米山奨学部門としては、この厳しい経済状況と更には最近の中国、韓国の政治状況を考える時、一段と厳しい状況になるかも知れないと考えざるを得ません。米山奨学部門は国際親善、世界平和の為の何十年先の事を考えた日本とのかけ橋となる優秀な外国の学生を支援する事業ですから何十年先を考えた懐の深い大きな心で対処する事が重要であると考えると、目先の状況に短絡的に反応することも考えものです。会員数も年々減少傾向にある厳しい状況とは言え本年度も前年同様地区目標額としては、一人当たり15,000円、全体で31,500,000円(地区全体会員数2,100人で計算)と決めさせて頂きました。
 問題は目標達成の為どうするかであります。PETSでもお話したのですが、第一に米山奨学事業についてよくご認識、ご理解を頂いて好きになっていただく事です。好きこそものの上手なれではありませんが好きにならなければ何事も前に進まないと思います。好きになる第一歩は奨学生と数多く会い、米山奨学生の学友の活動を数多く知ることです。その度合いは面接する時間に比例すると思います。
 第二に各クラブの会長、幹事、米山委員長さんが三位一体となって協力しあうことです。ですから今後は米山奨学会会議にクラブの会長さんのご出席をお願いする場合もありますのでよろしくお願いします。
 最後にクラブの米山委員長さんは毎月米山奨学会から送られてくる、寄付金目標額達成状況や米山ハイライトに見られる学友の活動状況を5分で結構ですからクラブの皆さんに報告していただきたい。この件はすでに前年度よりお願いしているところですが、実行されているところが少ないと思われますので、是非ともお願いします。
 以上本年度の目標額と三点のお願い事を申し上げましたがそれにそった活動方針や行事等を考えておりますのでよろしくご協力のほどお願い申しあげます。
 いずれにしても「平和日本」を世界にアピールするため1952年東京ロータリークラブが米山基金を設立して外国人留学生への奨学事業を始めて5 0年余り、海外の若い才能を見出し、日本で留学して母国に帰し、日本との懸け橋にしたいとの思いは、現在に至るまでロータリアンの強い希望であり続けているのです。
 その我々ロータリアンの希望を叶えるためにも日本屈指の奨学団体である米山奨学会の発展のためにも皆様方の更なるご協力をお願い申しあげます。