地区研修リーダーとして

坂本元彦
地区研修リーダー
坂本元彦
(富士見RC)
  1. 各クラブは基本的に戦略計画委員会を作り、長期計画に基づいたヴィジョンを持って運営を行う。 2019年度からRI戦略計画は4つの優先項目が示されています。
    1. より大きなインパクトをもたらす(ポリオの根絶等)、
    2. 参加者の基盤を広げる(会員や参加者を広げて多様化する等)、
    3. 参加者の積極的なかかわりを促す(クラブが会員の参加を支援する等)、
    4. 適応力を高める(研究と革新、進んでリスクを負う意思を推奨する文化を築く等)、
    これらの原動力、核心になるものが中核的価値観であり、奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップです。
  2. クラブが親睦と奉仕の理念に基づいた奉仕活動を行う。(例:ロータリー財団、米山、希望の風等々を支援している)
    常にロータリアンの根底に持つべき理念は、変化を恐れない心、柔軟性、四つのテスト、共通の価値観(誠実、多様性、寛容、友情、平和の大切さ)となります。
  3. 会員増強が出来ているクラブとする。
  4. 次のリーダーの備えがあるクラブとする。(非常に大事)
    クラブは地区やクラブのリーダーを育てる責務があります。
  5. ロータリアンの質を高めていくクラブとする。
    このためにはロータリアンがその責務や奉仕の理念を十分理解して、ロータリーの目的、プログラム、活動を、友人および職業上の知人等に伝えていき、その結果、地域社会におけるクラブの存在感が一層増している事です。際立たせるように行動しているが重要となります。
    具体的には、
    • 奉仕の理念を理解して職業的倫理観を仕事に生かしていく。
    • 奉仕の実践(個人=職業的、クラブ内での、公共的奉仕活動)を行う。
    • 四つのテストを言行している。
    • 倫理感を持った多くの友達を作る。
    • ロータリーの歴史を学ぶ。
    これ等を実践するための心構えや推進力を付けるのが地区やクラブでの研修となります。
  6. 加えてロータリアンの心構えで大切なことは何でしょうか?
    この事を的確に表した言葉があります。2人の言葉を紹介します。
    • ポール・ハリスの言葉2つを紹介します。
      1. ロータリーで大切なのは寛容の精神だ。
        考えや行動や習慣が違っていてもこれを受け容れる心が大切。
      2. ある人物のビジネスはその人の人となりの最善かつ最も真実なる表現であるというのがロータリアンの考えである。事業生活が潔癖であれば、社会生活もそうである可能性が高い。ロータリー・クラブの会員の人格は高い水準に維持されなければならない。ロータリー・クラブの会員からあなたの友人や私の友人が生まれるからだ。この言葉から倫理がロータリーの柱になったのです。
        大切なのは、「寛容の精神」と「倫理観」を持つことです。
    • ロータリアン以外の言葉として
      「 ロータリアンは超我の奉仕が標語なのですから、奉仕のために時間を捧げない人は、ロータリアンを名乗るべきでない」
      これは1980 ~ 1981年度ブラジル、サンパウロでの国際大会でのマザー・テレサ(インド、カルカッタ)の言葉なのです。その時のテーマは、「時間を捧げよう 奉仕のために」でした。
      バッチを付けているだけではロータリーの会員であっても、ロータリアンとはいえないのです。ロータリー精神の下奉仕をするのがロータリアンです。
  7. 卓話や研修会を行うこと。この事で、ロータリアンとしての学ぶ事の楽しさを味わい、そしてロータリーやクラブへの愛着が育ち、例会等に出席することや奉仕活動が喜びになればクラブは活性化していきます。
  8. 他のクラブや他地区の例会や行事、地区セミナーや国際大会への出席をする(広く見聞を広める)
    ロータリーは教わるものだはなくて、学ぶものだといわれています。よく言われる言葉として「入りて学びて出でて奉仕せよ」があります。理想的なクラブ作りの第一歩は素晴らしいロータリアン作りから始めるものだと思います。最後になりましたが、今後のロータリーの在り方を一言で表している言葉は、柔軟性と多様性です。
    この言葉の下、頭と心と体を柔らかくして、ロータリー人生を大いに楽しみましょう。